【運命戦は運命じゃない】1日1冊。「ちはやふる」21巻
- 作者: 末次由紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/06/13
- メディア: コミック
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最新刊は原田先生が表紙です。
美男美女が本来表紙になるのが少女漫画の常。
しかしその表紙が原田先生である。
俺物語の匹敵するインパクトでありました。
21巻東西代表戦が内容であるが、表紙がネタバレ。
原田先生が熱い!熱すぎるのである。
45年もひたすらに名人になるという執念で続けてきたかるた。
白波会を作ったのも自分が強くなるため、若者への指導を
するのも自分を強くするため。エゴの塊である。
しかしそんな原田先生の下教え続けられているのが
千早であったり太一であったり坪口さんなのである。
彼らのかるたの基礎は原田先生が築いてくれたものだし、
支えにもなっている。
そんな原田先生が準決勝でみせた執念の運命戦。
「運命戦は運命じゃない」
その言葉の裏には45年間もの降り積もった経験がある。
試合運びはまさに名人。
さすがの一言であった。
勝負の矢面に立ち続ける原田先生はいよいよ名人位挑戦者決定戦
へ望む。西の代表はあの人であるが、もう全力で原田先生を応援したい。
巻末の挑戦者四名の立ち絵はマジで「やべぇ」。
次巻が待ちきれないのである。