銀魂45巻[漫画感想(JC)]
銀魂最新刊は一国傾城篇完結編!
傾城の鈴蘭と舞蔵が交わした約束のために立ちあがった万事屋+信女・月詠。
相手取るのは先代将軍徳川定々である。つまり幕府。
この一国傾城篇はかぶき町四天王篇に似た銀魂の終幕感が
ぷんぷんとします。
なぜなら銀時が戦う相手は、銀時たちの師である吉田松陽が処刑される
こいつの登場によって銀時の過去が少しだけ垣間見えます。
そして、吉田松陽と銀時の間の約束。
ここで初めて松陽の素顔が明らかに。綺麗な目をしている…
このシーン、銀時が朧によって両手両足やられたと思った矢先に
挿入され、その瞬間、左手だけ機能するのである。
何この燃える展開。思わずDB思い出しちまったぜ。
今巻、誰が一番輝いたか。銀時か、否!
将軍様である。
真選組・見廻組の乱入によって定々は全警察組織を召集して
万事屋含め反逆者を全て葬ろうとした時に、
将軍様登場である。
「国に仇名した国賊はアナタです」
誰だこのかっこいいやつは。私が知ってる将軍様は
これまで数々のしもねたを繰り出してきたただのネタキャラ
だと思っていたのに、このかっこよさである。
そして397訓侍の国において、後半部は将軍様の演説であり、
将ちゃん史上最高のかっこよさをマークすることになる。
ギャグなど一切なかった。
かぶき町四天王篇が万事屋を始めとする町の騒動であり、個人的に
銀魂らしさが溢れる長篇だとすると、今回の一国傾城篇は
物語全体が動く、本当に重要な長篇であったのではないだろうか。
というわけで、なにやら次巻の作者コメントによれば
重大発表があるそうな。なんだろ、アニメ3期か!?