ジゼル・アラン3巻
- 作者: 笠井スイ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2012/06/15
- メディア: コミック
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隔月誌Fellows!にて連載中の本作。ジゼル・アランは単行本の表紙絵が好き、
装丁がすき。とにかくどストライクの絵なのである。
今巻ではこれまで何でも屋として共に活躍し続けた
エリックとのしばしの別れと船長ことリュカとの再会が
主だっていました。
小説家を夢見続けていたエリックはしばらくジゼルと
会わずに小説を黙々と執筆していたようで、ジゼルが久しぶりに
エリックの元に訪れるとすでにエリックは夢をかなえるために
引越しの準備を進めていました。
そして、エリックはジゼルとの別れ際にこれまで秘めていた想いを
伝える…。
だがしかし、「友達として好きとして好きの言葉を履き違えたジゼルの返答を受け
「はい」と笑顔で返すエリックは淋しそうな横顔で旅立つ。
エリックがいなくなったある日ジゼルの元に尋ねるは
船長ことリュカ。
元気そうに振舞うも実は淋しがってるから元気付けてこいと
コゼットさんに煽られジゼルと一緒に町へ行くリュカ。
途中、昔自分の縄張りであった船の跡地を見つけ、思い出して
落ち込むリュカ。ジゼルはそれをみて喫茶店へ誘い、ココアを頼んで
なんという15歳である。ジゼルのこういうところが見ていて
気持ちいいと思います。それを言われて負けじとリュカも
リュカ頑張ったぞ!!
誰かを励ますというのは照れくさくなるもの。平然とそれを言ってのける
ジゼルはやっぱすごいと思います。
そして今巻一番好きな場面。
エリックとジゼル。リュカとジゼル。
私的には後者に一票を投じようと思います。
ちなみにこのあとの展開は非常に気になるところ。
エリックの身の振り方がほんとに気になる。